赤坂 難波歯科医院の難波崇です。関東も梅雨入り線源がなされました。最近は大きな雹が降って被害が出た方もいらっしゃると思います。1日も早い被害の回復をお祈りします。

6月3日と4日に行われた日本歯周病学会 第65回春季学術大会に参加してきました。今回は新宿の京王プラザホテルで行われたので診療室から行くことが出来て楽でした。コロナ禍の為に参加人数が限られ、現地参加は抽選でしたが無事に当選することが出来ました。今月後半からオンラインで聴講することもできます。

金曜日は午後の診療をお休みさせていただき午後から参加してきました。特に聴きたかったのがインプラントの周りに起こるインプラント周囲炎の治療に関する講演でした。今回の学会全体のテーマがクロニクル(年代記)のため過去からの考え方や治療方法の変化をまとめてありました。

EBM(根拠に基づいた医療)が叫ばれた久しいですが、物理学などと違い生体相手の我々の分野のエビデンスは相反する物も無数にあり、そのうち多くは6年経つと変化すると言われています。その為常に新しい情報を入れるために学会に参加したり専門誌を購読するように努めています。

6日は朝8時から参加しました。この日は専門医更新のポイントとなる専門医教育講演もあるため夕方まで会場に居ました。コロナ禍でオンラインが当たり前になり海外の演者の講演を簡単に効けるようになったのは思わぬメリットだと思います。この日はオペに関する発表が多く、動画も当たり前に発表に組み込まれるのでとても参考になりました。

ポスターセッションでは私の所属していた東京歯科大学の歯周病学講座に残っていた同期と後輩に会い懐かしく3人でしばらく談笑しました。1996年に医局に入局して今年で26年になりますが、これくらいになると学会や講習会で会う同年代は面子が決まってきます。学会に参加していて「若い人増えたなぁ」と思うようになってしまいました。3人別れる時の挨拶は「次は仙台で!」でした(9月の秋の学会は仙台開催)。