赤坂難波歯科医院の難波崇です。
今年は梅雨が長く各地で大雨の被害が出ています。被害にあわれた方の一日も早い回復をお祈りしています。
日曜日に久しぶりに講習会に参加してきました。今年はコロナ禍で学会が中止になったりオンライン開催になったりしています。また私が参加している麻布赤坂歯科医師会のADA研究会も開催されていません。
そんな中、GC社が大阪で行う講習会に東京のサテライト会場で参加してきました。
今回のテーマは日本発(初)の骨補填材である「サイトランスグラニュール」に関するものでした。
当院でも2年ほど前から使用しています。動物由来ではなく化学的に合成された製品なので安全性は特筆するものがあります。
また移植した材料がいつまでもその場所に残ることなく、適切に吸収されて自分の骨に置き換わるので感染のリスクなどが少なく安心できます。
また日本国内の使用で初めて正式にインプラントの周りに使用することを認可された材料でもあります。
コロナ禍での講習会は各列に着席は1人ずつという極めてソーシャルディスタンスの大きな状態で開催されました。
大阪で行われた講習を放送するサテライト形式で行われましたが特に違和感なく聴くことができました。
発売されて2年たつ材料ですが、講師の先生方の使ってから時間の経ったケースを学ぶことができて大変有用でした。
また今後発売されるであろう新しい製品の説明もあり、再生治療の未来が少し見えた感じがしました。
お昼はお弁当が出ました。
明日からの臨床に役立つ有意義な講習会でした。