新しいジルコニアを導入します

赤坂 難波歯科医院の難波崇です。

日曜日に院長と新しいジルコニアの講習会に参加してきました。
昔から院長とお付き合いのあるATDジャパンの田中先生のご招待でした。

ジルコニア人工ダイヤモンドなどに利用されるので有名ですが、歯科で使う酸化ジルコニアは高強度の白いセラミックになります。

様々な製品が出ていますが、素材の酸化ジルコニウムの世界シェアは日本の東ソーが世界一です。実はインプラントも海外の製品が多いですが素材の素材のチタンは神戸製鋼、加工機は日本にチタン精密加工機が世界シェアの多くを占めています。

出始めの頃のジルコニアは陶器のように白く、強度はあるのですが見た目はいまいちでした。その為ジルコニアの表面に瀬戸を焼き付けていたりしました。

 

 

近年、色や光透過性が改善され、さらにグラデーションが掛かったディスクからCAD/CAMで削りだして強度を保ったままかなり高い審美性を得られるようになりました。

当院では現在オールセラミックに審美性に優れるe-MAXという二ケイ酸リチウムガラスを原料とした審美性の高い材料を多く使っています。

 

 

 

新しいジルコニアはe-MAXに匹敵する審美性とより高い強度があるため、噛み合わせの問題で被せ物の厚みが十分に採れない場合や、歯ぎしりや噛みしめ癖がある方の奥歯、金属のフレームを使わないブリッジなどで採用していこうと考えています。

欧米では口の中の「脱金属」が広がっているためこれらの材料の研究が急速に進んでいます。最近ではインプラントもチタンに代わってジルコニアの物が製品化され始めました(日本国内は未認可)。

これからも新しい材料にアンテナを張りつつ、より体への負担が少なく長持ちする治療を提供できるように努力してまいります。

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