クリーニングしてもらいました

赤坂 難波歯科医院の難波崇です。

歯みがきを人にお教えする立場のプロの私ですが、私も時々衛生士さんにクリーニングしてもらっています。

メンテナンスの有効性は色々な論文で証明されています。予防だけでなく悪くなってきたときに早めに見つけることができるのも大きなメリットです。

以前は私もメンテナンスを指導する割に自分は受けていませんでした。あるときアポイントが空いたのでスタッフの技術向上もかねてクリーニングをしてもらいました。

「たぶん虫歯もないし、よく磨けてると思うけどお願いします」と言ってやってもらいました。ちょっと自信もありました。

しばらくしていると「先生、虫歯がありそうです・・・」と遠慮がちに言われました。全く凍みたりする場所ではなかったので「ほんとかな?」と思いながらレントゲンを撮ってみると・・・。

歯の神経まで紙一重の大きな虫歯が写っていました(レントゲン写真)。現像からあがってきたレントゲンを診たとき「え?これ今現像したやつ」って思わず聞いてしまいました(当時はデジタルでなくフィルムでした)。

その歯に風をかけたり、氷を当ててみても特別凍みる感じはしませんでした。「大人の虫歯は凍みないことが多い」っていうのは本当だったんだと身をもって経験しました。

治療は院長にやってもらいました。かなり深かったのですが「痛みが出てもいいから一回深頸を残してみよう」と神経を残しました。結果何とかぎりぎりで神経を残すことができました。もう少し遅かったら完全にアウトでした。

詰めたものは当院でよく使用するe-MAXと呼ばれるガラスセラミックのものです。強度が高く変色もなく、何よりしっかりした硬さがあるので噛む面に使ってもレジンの様に簡単にすり減ってしまうこともありません。

9月号のニュースレターに特集で書いていますが特に奥歯の噛む面にすり減りやすい材料(レジン)は当院ではお勧めしていません。すり減りやすい材料はすり減ることによってかみ合わせが乱れたり新たな虫歯の温床になりやすいためです。

歯を長く持たせるためには、一度治療した部位をできるだけ長持ちさせて再治療の機会を少なくすることが大切です。歯は再治療を行えばそのたびに削ることになります。治す必要がでたときは「質の高い治療」を行うことが大切だと考えています。

私の場合は神経の痛みが出るか心配なくらい深かったですが今のところ神経も問題なく無事に残っています。

皆様にも定期的なクリーニングをお勧めいたします。

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